研修一覧

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今日から使える排痰技術
~アセスメントに基づいた排痰のコツを教えます~

社会の高齢化に伴い我が国の死亡原因の第3位は肺炎になりましたが、その中には誤嚥性肺炎が多く含まれていると思われます。誤嚥性肺炎は予防することが第一ですが、もし高齢者が誤嚥した場合は、早急に誤嚥したものを喀出させる必要があり、そのための技術が医療者には求められます。また呼吸ケア領域においては、ICUなどの急性期呼吸不全から、慢性呼吸不全、さらには在宅における神経疾患患者、重症心身障がい児など、多くの患者において呼吸器合併症の予防・改善のために気道分泌物の排出・管理が重要です。しかし、気道分泌物の排出を吸引のみに頼ることや、見様見真似の不十分な排痰手技を行うことで、患者さんに苦しい思いをさせてはいないでしょうか?
排痰に必要なことは、的確なアセスメントと適切な排痰技術の実施です。そこで本セミナーでは、患者さんに優しく、そして我々医療者が疲れない排痰を実施するための理論とその技術を教授し、臨床に活かせる知識と技術の修得を目指します。

講 師 講師:玉木彰(たまき・あきら)
兵庫医療大学大学院医療科学研究科リハビリテーション科学領域教授/大学院医療科学研究科長

資格:専門理学療法士(内部障害)/認定理学療法士(呼吸)/医学博士/呼吸療法認定士/呼吸ケア指導士/臨床工学技士
京都大学理学療法学科(現:医学部人間健康科学科)を卒業。大阪教育大学大学院健康科学専攻修了(学術修士)、兵庫医科大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。昨年2月に、NHK「ためしてガッテン」にご出演。【たんを楽に出す方法パフィング】を紹介。
著書に、「DVDで学ぶ呼吸理学療法テクニック」(南江堂)、「呼吸理学療法標準手技」(医学書院)等多数。
内 容 1.排痰法の理論(体位管理を含む)
2.排痰のためのフィジカル・アセスメント
3.排痰法の種類 (手技を用いた方法、機器を用いた方法)
4.排痰手技の注意点やポイントなど

●主な実技内容
・体表から診た肺の位置および肺区域の特定
・排痰のためのアセスメント技術 (視診、触診、打診、聴診)
・排痰手技の基本(胸郭へのタッチングなど)
・排痰に用いる手技(スクイージングなど)
・咳嗽介助手技
主 催 コ・メディカルアカデミー
募集・運営代行 お茶の水ケアサービス学院
対 象 主に看護師、学んでみたい方どなたでも受講可能
料 金 15,000円
支払方法 受講案内を送付致しますので、受講案内が届いた後お振込み願います。
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